しつけ・習慣

考える力をつけるにはどうすれば良いか?子供のために親が出来る事①

考える力をつける

<スポンサードリンク>




これから来たるAI(人工知能)時代を生き抜くために、子供たちに必要な力は、「考える力」です。これからの社会を生き抜いていくために必要な「考える力」とは、自分自身の頭で考え抜いて答えを導き出す力だけではダメです。自分で考え行動にうつしていく力がなくてはいけないのです。子供達に考える力をつけるためには、親として何が出来るのか?何をすべきかをお伝えしたいと思います。

指示を出していませんか?

子供が何か行動しようとする時に、指示を出していませんか?
私達、大人は子供が今からやろうとする事が失敗しそうだなぁという事が経験から分かる事がありますよね。そうすると、子供の失敗を回避してあげたいのが優しい親心。ついつい失敗しない道を選択させるために、子供のやる事に指示を出すことないですか?
一人目の育児の時は、初めての事だらけでついつい育児に力が入り、子供にあれこれ言いがちですよね。

筆者も一人目の育児の時は、指示を出したり、やり方を教えてみたりあれこれ口うるさい育児をしていました。そうすると、子供は次第に自分で考えるのをやめてしまうのです。お母さんの言う通りにすれば「怒られない」「自分で考えなくてもいい」と何でもかんでも「お母さん、どうすれば良い?」と聞いてくるようになったのです。これでは、私がいなくては何もできない子になってしまうと気づいたのです。

選択肢を与える

それから、私は子供に選択肢を与えることにしました。今まで、お母さんの指示に従って安心していたようなおっとりタイプの我が子なので、いきなり高度な選択肢は、NGです。
食事の時に、「黄色いスプーンと緑色のスプーンどっちが良い?」など、とても簡単な問いかけから始めました。
初めは、自分で選ぶという事に戸惑いがみられましたが、次第に「どっちが良い?」と聞かれると嬉しそうな顔をするようになりました。
保育園で自分の意見がなかなか言えなかった引っ込み思案な性格が少し改善され、自分で意思表示が出来るようになりました。
自分で選んで自分自身で決める事で自分の行動に自信が持てたようです。

問いかける

子供に指示を出すことをやめてから親子関係が今までより良好になったように感じます。そこで、自分に自信が持てるようになった我が子に、次は、「問いかける」事にしました。
(ポイント)
楽しい気分の時に問いかける!
何故なら、筆者の失敗談からです。
牛乳を飲んでいた時に、コップを倒してしまい、いつもなら「何やってるの?早く拭きなさい」と言ってしまうので、ここは冷静に問いかけてみよう。と思い、

「どうしたら良いと思う?」と問いかけてみたのですが、初めての問いかけに子供は「う~んと、う~んと」と一生懸命考えているのですが、普段、あまり考える事をしないため、すぐに答えが思い浮かばず、その間にもカーペットに牛乳が染み込むのを私が我慢できなくなり、子供の返答を待てずに拭いてしまったのです。
子供が一生懸命考えているのに待てなかったため、猛反省ののち、次は楽しい気分の時にトライしました。

想像力が働く

子供 想像力

<スポンサードリンク>



楽しい気分の時に問いかけてみたら、子供の想像力が大爆発(笑)
春の遠足を経験した我が子、秋の遠足の時に、問いかけてみました。「明日の、遠足に何を持っていけばいいと思う?一緒に準備しようか?」
そしたら、「えっとねぇ~お弁当食べるからお弁当とあとお弁当食べる時にレジャーシートがいるね!あとは…」と次々と必要な持ち物を準備する事が出来ました。一度、経験した事を元に自分で何が必要か考える事が出来ました。

この時、「明日の遠足で使うレジャーシートを用意して。」と指示を出していたら、子供は何も考えずにレジャーシートを用意しただけだったでしょう。しかし、問いかける事により過去の経験を元に自分で考える事が出来ました。そして、春の楽しかった遠足を思い出し、秋の遠足をさらに楽しみに準備をすることができたのです。

問いかけに対する答えを考える事で答えを導き出す力が徐々に培われていきますね。是非、お子さんへの接し方を指示を出すから問いかけるに変えてみませんか?今まで過ごしてきた環境からすぐに抜け出すことは出来ないかもしれません。「ローマは一日にして成らず」です。すぐに成果は出ないかもしれませんが、ゴールは今ではありません。子育てのゴールはまだまだ先です。少しずつ、今あなたに出来ることをしていきましょう。

関連記事

  1. 春休み暇小学生 春休みが暇な小学生!新しい自分を発見するための過ごし方!
<スポンサードリンク>
PAGE TOP