順調に進んでいたトイレトレーニングが失敗続きの時ありますよね。3歳児に本気で怒鳴ってしまい自己嫌悪。
そんな経験したことありませんか?
生まれてまだ3年しか生きてない我が子に本気で怒鳴るって大人げないと分かってはいるけど、
怒鳴ってしまう……果たして怒鳴る事によってトイレトレーニングは上手くいくのでしょうか?
この記事の目次
トイレトレーニングで3歳児に怒鳴ったら…成功?
お母さんも人間。ついつい怒れてしまう場面もありますよね。
3歳の女の子を持つお母さんは、周りがトイレトレーニングを始めて少し焦っていました。ママ友と子連れで遊んでいても、友達の子は「おしっこ」とお母さんに伝えているのに、うちの子は、オムツにおしっこが出ても気にせず、そのまま遊びに夢中。そんな状況に焦りを感じ遂にトイレトレーニングを開始しました。
トレーニングパンツを履かせて「おしっこが出る時に教えてね」と伝えました。しかし、一向におしっことは教えてくれず、トレーニングパンツを濡らす日々が続きました。でも、お母さんは、怒りたい気持ちをグッと抑えて見守りました。
そんなある日、事件は起こりました。その日は、パンツにウンチが出てしまったにも関わらずお母さんにウンチと伝えずにずっと遊んでいたのです。お母さんがウンチに気が付いた時には、パンツはカピカピで部屋の所々にウンチが落ちていました。
トイレトレーニングを見守り続けたお母さんもさすがに爆発してしまい、「なんで、ウンチが出ても教えられないの?●●ちゃんや△△君はちゃんとできているのに、どうしてあなたはできないの?」と子供を否定する言葉が次々と飛び出しました。
子どもはビックリして泣きじゃくり、お母さんは、ウンチの後始末におわれヘトヘト……子供が寝た後に自己嫌悪に陥ります。
さぁ、その後この親子のトイレトレーニングはどうなったでしょう?
次の日、子どもはおしっこが出る前にお母さんに伝える事が出来て、トイレで成功することができました。
なんと、お母さんが怒鳴った次の日からトイレで出来ることが増えてきたのです!
では、今回お母さんが子供に怒鳴ったことが成功だったということでしょうか?
今回のケースは、ウンチが出ていても遊びに夢中で伝える事が出来ず部屋をウンチで汚してしまいました。そのことに対して少なからず、本人は反省しているのでしょう。お母さんに怒られることにより、自分のした行いが怒られるに値するもので改善するべきことだという事が、子供に伝わったのでしょう。 トイレでする事が当たり前の事でトイレ以外ですることは怒られること!という事が子供の中にストンと入ったのではないでしょうか。 |
しかし、怒鳴ることが状況を悪くすることもあります。
トイレが怖い
普段は、トイレで上手にできていた男の子。その日はたまたま失敗してトイレの壁紙を汚してしまいました。順調にトイレで出来るようになっており、お母さんももう失敗はないだろうと思っていた矢先にまさかの失敗。外出前の時間のない時だった事も手伝って、お母さんは、その子に怒鳴ってしまいました。
それ以来、その子は「トイレで失敗するんじゃないか?」とトイレに行くのが怖くなってしまったのです。
急いでいる時、時間のない時に限って子供が何かをこぼしたり汚したりと育児の中で必ず起こるシチュエーションですよね。
その時の高ぶった感情にまかせて、ついつい大きな声で怒鳴ってしまい子供を怯えさせてしまう。
子供の心の中にトラウマとなってしまうケースがありますので、気を付けましょう。
心得
●トイレトレーニングに一生懸命になりすぎず、ぼちぼちいきましょう。
●周りは周り。うちはうち。周りの子と比べるのはやめましょう。
●ご褒美は与えすぎに注意。見返りがないと行動できない子になってしまうおそれが……
●子供に期待しすぎるのはやめましょう。
●子供自身のやる気にまかせてお母さんはサポートに徹しましょう。
お母さんがどんなにやる気になり意気込んでも本人にやる気が無ければ、お母さんも子供もしんどいだけです。
子供のやる気のスイッチが入った時が一番最短で成功します。
お母さんは子供のやる気のスイッチが入るようにサポートしてあげて下さい。