夏休みの宿題の定番の読書感想文。皆さんは得意ですか?この記事では、読書感想文の書き出しについてお伝えしたいと思います。
子供のやる気が出る読書感想文の書き方についてはコチラに記載があります。
この記事の目次
書き出しパターン①「出会い・きっかけ」
読書感想文を書くために手に取った本。何故、その本を手に取って感想文を書こうと思ったのか?
本を選んだ理由
何故、この本に惹かれたのか。興味を持ったきっかけ。
●本屋さんの目立つところに飾ってあって表紙が気に入ったから |
●タイトルが今の自分の悩みに近いものだったから |
●自分の好きな俳優さんのお勧めの本だったから |
等々、理由は人それぞれですので、色々な書き方が出来ますね。
(書き出し例)
私が、この本を手に取ったきっかけは、大好きな俳優さんがオススメしていたからです。
書き出しパターン②「共感」
この本を通して自分が共感した点を最初に書く。
(書き出し例)
私が、この本を読んで一番強く印象に残っているのは……です。
心を動かされた文中の言葉
本の中の登場人物のしゃべり言葉の中で、最も共鳴を受けた言葉を書き出しにもってくる。
本を読んだ感想を一言で表す
本を読んだ自分の率直な感想。 ワクワク。ドキドキ。ビックリ。ハラハラ。
(書き出し例)
私は、ハラハラとした。何故なら、この本には、●●という場面があるからです。●●という場面は……
書き出しパターン③「問いかけ」
(書き出し例)
何故、人々は、○○しないのでしょうか?
という様に初めに問いかけをして語り掛けます。
書き出しパターン④「手紙を書く様に」
(書き出し例)
元気にしていますか?私は夏休みに○○という本を読みました。
書き出しの見本例
●人の命の重さについて私は、これまで深く考えた事がありませんでしたが、○○○という本を読んで人の命の重みについて考えさせられました。
●「ああ、なんてことだろう。」とこの本を読んで思いました。何故、私がこんな事を思ったかというと、………。
●故郷、それは自分にとって○○である。このお話は、……。
●「夢なら覚めないで」私がそう感じたのは、○○という本の……。
書き出しパターンのまとめ
書き出しは多種多様なパターンが存在します。読書感想文の審査員たちは、すごい量の感想文を読んでいます。
ですから、単調な書き出しでは心奪われません。
今回、○○という本を読んで、という様な普通の書き出しではつまらなく感じてしまうのです。
書き出しはインパクトが大切です。
最初にインパクトを与えた人が勝ちと言っても過言ではありません。
書き出しにいかにインパクトを与えるかが入選のカギとなってくるのではないでしょうか。
是非ともインパクトのある書き出しで読書感想文を完成させてみて下さい。